朝から京都も警報が出る大雨が降っています
太平洋側の地域では線状降水帯が形成されていて
土砂災害の危険度が高まっている状況のようです
皆様ご注意くださいね
携帯電話の中の写真を整理していると
まだブログに載せてなかった写真があったので
紹介させてくださいね。
今年2月にオープンした新しいお店、京都六角麓寿庵での
わらび餅「華わらび」の写真です
京都六角麓寿庵の建物、南禅寺の雲竜図を描いた画家「今尾景年」が
大正3年に建てて晩年を過ごした邸宅なんだそうです
お店に入ると、まずお店のスタッフさんが
広い邸宅の中をぐるっと説明しながら案内してくださいます
正面のお庭
中庭
奥庭
3つのお庭があります
中庭のこの石
平安京の羅生門の柱の土台の石なんだそう・・・
ビックリ!
そして、各お庭に面したこのガラス戸
揺らぎのある大正ガラスが使われているのだそう
写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、
とっても魅力的なガラスでした
各お部屋に飾られている掛け軸
欄間の雁の絵も
すべて今尾景年画伯の作品なんだそう・・・
まるで美術館のようです
写真が飾ってあるお部屋のこの床柱
猿を見立てたこぶがあるのですが
大正天皇から贈られたものだとか・・・
迷路のような廊下をぐるっと巡って
やっとテーブルのある部屋に到着です
奥の庭に面したお席に案内され、すぐに「華わらび餅」が運ばれてきました
食べるのがもったいないくらい美しい「華わらび」
きな粉と黒蜜が添えられています
(お部屋の照明が電球色なので薄暗い感じです)
お茶の器もとっても素敵!
お店に来る前は、お値段がちょっと高いなって思っていたのですが
この邸宅の入館料が込みのお値段って考えると
そう高くないのかも・・・
前ブログの然花抄院もそうですが
歴史ある建物、業種は変わっても残っていくといいな・・・